足裏ほくろや手のひらほくろとは?

足裏ほくろや手のひらほくろや黒いあざは、よく皮膚ガンになりやすいから注意しろといわれていますが、本当なのでしょうか?そもそもホクロとはなんなのか、どんな種類のホクロが危険なのでしょうか

ほくろの種類は医学的には、くろあざともいわれる色素性母斑(しきそせいぼはん)と単純黒子(たんじゅんこくし)とに分類されています。

そして、ホクロに似ているメラノーマ(悪性黒色腫)という皮膚ガンもありますので、よく区別しておく必要があります。

★色素性母斑・・・メラニン色素を持っている母斑細胞が増殖してしたもので、大きさは大小さまざまで、近接した肌と同じ高さのものもあれば、盛り上がっている場合もあります。色は黒・褐色・肌色のものと様々で、毛が生える色素性母斑も多くあります。

このほくろ除去の方法は、色素性母斑の母斑細胞を取り除きますが、肌の奥に増殖している場合には、肌の奥まで除去します。

★単純黒子単純黒子は、ほとんどのケースで2㎜前後の大きさで、色素性母斑の前段階のものです。こちらも色は褐色や黒色のものがあります。メラニン細胞が過剰にメラニン色素を生産してしまうために起るものです。シミと似ているものもあります。

単純黒子では、肌の表皮のメラニン色素を取り除くことにありますが、数mmと小さいほくろですのでホクロ自体の除去はほとんど必要はないでしょう。


★ほくろのようなメラノーマ(悪性黒色腫)

ほくろがガンになることは、通常ありません。しかし、ほくろに似ているメラノーマ(悪性黒色腫)という皮膚ガンの一種というケースがありますので注意しておく必要があります。

メラノーマになってしまう方の人口(日本)は、数千人規模にのぼります。つまり、そうそうめずらしい病気というわけではありません。

メラノーマが発生する人体の個所は、特に、足裏ほくろや手のひらほくろ・急激に拡大したり出血してくるものは、ほくろのがん=「悪性黒色種」メラノーマである可能性が高いので、軽視せずに専門医に診察・除去をしてもらってください!

そのほかの部分、体や手足にも爪のある部分にもメラノーマは発生します。また、もともとあったほくろがメラノーマになってしまうこともありますので、何か特別な変化を感じたのなら、すぐに専門医に相談するようにしましょう。

とはいっても、通常のほくろは何ら心配がないものですから、過剰に心配する必要は全くありません。そもそもほくろの細胞とガンになった細胞は別のものです。

また、足の裏のホクロ以外に悪性のメラノーマになりやすいとされているのは、大きな黒あざだとされています。ですから、大きな黒あざができた場合も外科的な切除が通常行われています。

レーザー治療でも対応できますが、レーザー治療の場合には再発することが多くなりますから、できれば外科的切除を行うべきだとされます。よく専門医と相談されて、適切な施術方法を選択してくださいね。

凍結療法と電気メスでほくろ除去

ほくろの除去方法には、レーザー治療(炭酸ガスレーザー・ Qスイッチヤグレーザー治療)以外にも、いろいろな方法があります。

★その中のひとつ凍結療法というのは、ほくろを凍らせて(冷凍させて)除去してしまう方法で、冷凍手術ともよばれることもありま

す。この方法は、いぼの除去にもよく使われる方法で、傷が残らず(残りにくく)、確実性が高く短時間で治療が終わという大きなメリットがあります。

凍結療法の具体的な治療方法ですが、まず、マイナス196℃の液体窒素やドライアイスを綿棒に含ませたものをほくろに当てて凍らせます。

数回これを繰り返してほくろを凍らせ、ほくろを壊死させてしまうわけです。凍らせたほくろは何日かの後に血豆のような状態になり、やがてかさぶたのようになって取れていきます。

この凍結療法には傷跡が残らないなどメリットが多いのですが、ほくろを冷凍させるため治療時には痛みを伴ってしまうのがデメリットです。痛みに津用か弱いかは個人差がありますが、短時間で終わるとはいえ痛みはない治療法がよいにこしたことはありませんね。


★電気メスを使って除去(治療)する方法。ほくろを電気メスで焼いてしまう方法ですが、上手く行うためには医師に十分な治療経験が必要なので、病院選びも慎重に行わなければなりません。

レーザーの強さの調整に経験の差が出るくらいのレーザー治療と違い、電気メスの場合は、どこまで掘り下げてほくろを除去するのかという難しいテクニックが必要となるからです。

浅すぎればホクロの取り残しが残ってしまい再発しやすくなり、深すぎると傷になってしまう可能性があります。まさしく施術する医師の腕によって成功するかしないかが決まってしまうのです。
名医ならいいですが、そうでないと最悪です!

また、レーザー治療の機械は高価であり、それに比較すると電気メスなどの機械は安価なので、電気メス機会しかない病院も少なからずあります。

ですから、どちらも導入している病院で電気メスでの治療を勧められるのであれば問題はないですが、高価なレーザー治療の機械を導入していないために、一方的に電気メスを勧めるような病院は避けた方がよいかもしれませんね。

(もちろん医師の考え方による部分もあるため、必ずしもではありません。信頼できる医者であれば全く問題はないと思われますが)

また、電気メスでのほくろ除去の場合、除去した組織の病理検査を行うこともできますので、医師に相談してみてくださいね。